Archive for March 2008
24 March
また名古屋に行って来ました。
二月末に2期生卒業記念名古屋グルメツアーに行ったばかりなのに、また名古屋に行ってきました。我が師、HM先生が、本年3月末日をもって退職されるのを記念したパーティーに出席するためでした。
ごく親しい友人及び身内の会で、アットホームの会でした。
恩師が、もう定年退職の年になったのかと思うと・・・
自分の歳を数えれば当然と言えば当然なのですが・・・
正直、パーティー自体は、私なぞは末席も末席ですので、とにかく参加しているだけと言う感じでしたし、その上、急に「お祝いの言葉を」と指名され、珍しくとまどってしまいました。
恩師が教員でなくなると言うことが、想像すらできませんでしたので。
劇的な出会いとか、先生の学問を慕ってとか言うことではなく、当然のように出会い、当然のように師事し、当然ように32年間お付き合いをいただいてきました。
私にとっては唯一無二の方で「師」と呼べる方は沢山いましたが、「恩師」と呼べる方は先生だけで、学問の師と言うよりも、人間の師としてお付き合いをさせていただいてきた感が強いです。
とにかく、気が合うというか、趣味も多彩で、音楽はもとより、絵画、書道などもたしなみ、茶道、禅にも精通し、その上、東海地方では「あじさい寺」として結構有名な、岐阜県山県市の三光寺のあじさいを植え始めた方でもあります。
自分が目立つより、人を幸せな気分にすることの方が好きな方です。 学問的に有名な理論を打ち立ててとか、著書が多数あるとか言うことはないですが、そんなことよりも「ひと」を大切にする姿勢は、一貫し、寸分の狂いもなく、生き様そのものとして体現している方で、後をついて行くだけでも大変です。
何年たっても、先生に追いつくことも、超すこともできないままです。
パーティーが終わってから、先生と奥様、そして2人のお子さんの家族だけの、軽い飲み会に参加させていただきました。
2人のお子さんとも小学生時以来の再会でしたが、面影が残っており、とても懐かしく、楽しい会でした。
奥様は、声楽を学んだかたで、今は「裂織」の作家、長男はマンション経営や、画廊の経営をしているそうで、それもシックハウス等の対策を考えたマンションの企画や運営をしているそうです。
次男は、名古屋の有名ラジオ局の元アナウンサーで、今は営業を担当しているそうです。
二人とも、自分の考えをしっかり持ち、仕事をしている姿は、とても良い感じでした。
月日は、誰にも例外なく過ぎ、流れていくものです。
仕方がないことですが、それ以上に充実し、自分に正直に生きていくことの大切さを、改めて感じた夜でした。
世の名声も、権威も、権力も一時的なものでしかありません。
こころの糸を織り込んだ、人と人の繋がりは、本当に暖かく、強いものだと言うことを改めて確信しました。
私に、かけがえのない「宝」を与えてくれた先生に感謝を込めて!!!
23:50:36 |
umk48 |
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17 March
2度目の春・・・
3月15日・・・2度目の卒業式&卒業記念パーティー&2次会が無事終了しました。「卒業式」というと“=メデタイ!!”的なイメージですが、教護院時代、短期大学時代、そして大学と何回卒業式を重ねても、心の底から「メデタイ」と気分にはなれないものですね。
卒業生を送り出すのが「寂しい」というのではなく・・・・
“やり残し”感と卒業生たちのこれからへの“不安”・・・もっといろいろと伝えることができたのでは?、もっと成長させることができたのではという慚愧の念はどうしても消すことができないですし、この学生たちが“社会”の荒波を乗り越していくことができるのかという心配も尽きることはありません。
でも、時間は待ってはくれないので・・・
まあ、これから二期生達とも新しい関係が始まるのですから、とりあえずは、ヨカッタ!ヨカッタ!
それにしても、二期生達との出会いは、私にとっても衝撃でした。
どの学生をゼミ生に選ぼうかと必死に悩んで結論がでないまま、悶々としていた2年前の1月のある日、いきなり、学科長から「これで決まりました」と一覧表を渡され、唖然・・・
心構えもできていないところに不意打ちをされた感じでした。
どの学生が良くて、どの学生が嫌だとかいうのではなく、「私自身で決めて良いと言っていたのに・・・」それはないでしょうという感情が、理不尽さに腹が立っただけですが。
もちろん、学生には罪はなく、可能性を秘めた存在でした。
2年間の結果として、本当に我が小林研究室の二期生として、胸を張って誇れる成長をしてくれたことが何よりも嬉しいことでした。
う〜ん、正直、ここまで成長するとは思っていませんでした。
改めて、人の可能性の凄さを実感させてくれた学生達でした。
ゼミ長の「マル」
神経質で、臆病者、甘えん坊のくせにいつも突っ張って、一生懸命なお姉さん。 なかなか「逃げ癖」が直らずハラハラしましたが、見事に克服しましたね。 時々にいろいろな呼び方を私はしましたが「マル」と呼ぶときは「○」の意味も込めていたのですよ! 気がついていたかな??? 本当は、とても女性らしく、心配りの深いところは誰にも負けていなかったですよ。 もう少し勉強に意欲的ならさらに良かったのですが・・・、でもこれからですね。 他人の痛みが分かる良いSWに育つことは確信しています。
ちょっと疲れたよゐこの「みお」
いつの間にか、自分の気持ちよりも、他人の気持ちを優先してしまう「癖」がついてしまし、そんなよゐこぶっている自分に疲れていましたね。 そんなに「無理」しなくてもといつも思っていたら、本領発揮!どんどん“みおらしさ”を出せるようになれましたね。もっともっと自信を持って良いですよ! 性格は折り紙付き! きっとその真っ直ぐな性格が、この社会では辛い経験を生んでしまったのでしょう。 でも、もう大丈夫ですよ。 ゼミの仲間も、私もみおのファンですから。 安心して「自分」を貫いてください。 決して裏切らない仲間を持ったみおは百万人力ですので。
クールを気取った「さやか姉さん」
さやかは、本当に魅力的ですね。 いつの間にか人の心に入り込む力は絶品です。 難を言えば好き嫌いが激しいところかな。 卒論はよく耐えましたね。 いつ弱音を吐くかとハラハラしていたのですが、最後までやり遂げた力は、認めざるを得ません。 嫌だと言っていましたが、絶対読み返して見てください。 きちんと体系的にできあがっていましたから・・・もちろんまだまだ未熟ですが。努力しているのに、決して努力しているように見せない、照れ屋でいつもクールを装っていましたが、こころの熱い素敵な女性です。
その魅力にますます磨きがかかるのを楽しみにしています。
小林研究室北海道札幌支部は任せました!
難あり性格??の「みずほ」
不思議人間「みずほ」はいつもマイペースと言う感じで、時々「語録」を皆に提供してくれて、話題を広げてくれていました。 表面には出しませんが、みずほの優しさは、たくさんの人をホッとさせるものがありました。 それと、誰にでも公平で公正な姿勢は天性ですね。 決して“不思議”なのではなく、こころの深い、広い女性だと思っています。 本当はもう少し、私の近くに置いて鍛えて見たかったです。 でも、生まれ故郷の北海道で2年間リフレッシュしてくるのも良いでしょう。 そのまま、さやかと一緒に、小林研究室北海道札幌支部を盛り立ててくれても良いですが、神奈川に戻って来てくれると・・・という期待もしています。
本当は世話好きな「ヨウコ」
マイペースで、一生懸命「自分」を主張しようとしていたヨウコ。
とても気持ちが優しく、世話好きで、寂しがりやでしたね。
大学に入学したころは、自分を主張するやり方を間違えている感じがして、随分心配をしましたが、ゼミも後半は、とても上手になり見違えるほど成長していましたね。 夢は夢として、それでも現実をしっかり見据え、でも夢は諦めない。 そんな姿勢はとても共感できました。 芸名は、まだ教えて貰えなかったけれど・・・・・
本当は、ファンクラブの親衛隊長になろうかと思っていたのに!!
これからも、ヨウコはきっと自分の夢を追い続けるでしょう、かなってもかなわなくても、それが一番ヨウコらしいから!!
親衛隊長にはさせて貰えそうもないけれど、ファンクラブのIDナンバー1番は是非私に!!!
おっとり、ゆっくりの「ヨモちゃん」
小林研究室茨城県支部長を命ず!!
どうして、自信が持てないのかな??とづっと思っていました。 ヨモの素敵さを分からない奴なんて本当はいないよ! ヨモの素敵さをわからない奴は、心が曲がった奴だけだよ!とはっきりと宣言しておきます。 優しさ、気配り、ありすぎるんだよ。 もっと図々しくても大丈夫です。 堂々と自分は自分を貫いてください。
そんな素敵なヨモだから、私のズーと暖めてきたテーマを卒論で譲ったのですよ。 ヨモだったら、これからの人生の中で、このテーマをきっと完成してくれると思ったから。 きっと素敵なお母さんになると思います。 楽しみだな!!
気分屋の「シンヤ」
長女ばかりの我がゼミで、たった一人の長男で末っ子。 そのままの性格で、甘えん坊、その上怠け癖は直すことができなかったです。 でも、これからだね。 シンヤがこれからチャレンジするテーマは、まだまだ発展途上ですが、必要性、可能性に富んだ分野です。 まるでシンヤそのもののと言っても過言ではないです。
他人の釜の飯を食べることで、本当に我がゼミのすばらしさを実感でき、それが基盤になってシンヤが化けることは間違いないと信じています。 考える力も、何かを作り出す力も持っているのだから、あとは、もう少しだけがんばる力が付けばシンヤの本当の力を発揮することができます。 本を読み、考え、そして実行する、その繰り返しですよ。 がんばってください。 これからも鍛えますので覚悟しておいてくださいよ。
個性的で、すばらしい人材の二期生でした。
残された、ユウカとガマもみんなの後をしっかりとついて行くと思います。 それぞれに大変でしょうが、一歩ずつ進んでください。
もう、皆もわかっていると思いますが、小林研究室はファミリーです。 誰一人が欠けてもその穴を埋めることができない、大切なファミリーです。
巣立った以上は、それぞれに自分の力を信じてがんばるのは当然なことです。 でも、疲れたり、迷ったりしたときは、遠慮なくHOMEに帰って来てください。 疲れをいやしに!!
さあ! 私ももう少しがんばらねば! ヒヨコたちが親鳥になるときまで!!!
23:05:54 |
umk48 |
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