Complete text -- "また名古屋に行って来ました。"

24 March

また名古屋に行って来ました。

二月末に2期生卒業記念名古屋グルメツアーに行ったばかりなのに、また名古屋に行ってきました。

我が師、HM先生が、本年3月末日をもって退職されるのを記念したパーティーに出席するためでした。

ごく親しい友人及び身内の会で、アットホームの会でした。

恩師が、もう定年退職の年になったのかと思うと・・・
自分の歳を数えれば当然と言えば当然なのですが・・・

正直、パーティー自体は、私なぞは末席も末席ですので、とにかく参加しているだけと言う感じでしたし、その上、急に「お祝いの言葉を」と指名され、珍しくとまどってしまいました。

恩師が教員でなくなると言うことが、想像すらできませんでしたので。

劇的な出会いとか、先生の学問を慕ってとか言うことではなく、当然のように出会い、当然のように師事し、当然ように32年間お付き合いをいただいてきました。
私にとっては唯一無二の方で「師」と呼べる方は沢山いましたが、「恩師」と呼べる方は先生だけで、学問の師と言うよりも、人間の師としてお付き合いをさせていただいてきた感が強いです。

とにかく、気が合うというか、趣味も多彩で、音楽はもとより、絵画、書道などもたしなみ、茶道、禅にも精通し、その上、東海地方では「あじさい寺」として結構有名な、岐阜県山県市の三光寺のあじさいを植え始めた方でもあります。
自分が目立つより、人を幸せな気分にすることの方が好きな方です。 学問的に有名な理論を打ち立ててとか、著書が多数あるとか言うことはないですが、そんなことよりも「ひと」を大切にする姿勢は、一貫し、寸分の狂いもなく、生き様そのものとして体現している方で、後をついて行くだけでも大変です。
何年たっても、先生に追いつくことも、超すこともできないままです。

パーティーが終わってから、先生と奥様、そして2人のお子さんの家族だけの、軽い飲み会に参加させていただきました。
2人のお子さんとも小学生時以来の再会でしたが、面影が残っており、とても懐かしく、楽しい会でした。
奥様は、声楽を学んだかたで、今は「裂織」の作家、長男はマンション経営や、画廊の経営をしているそうで、それもシックハウス等の対策を考えたマンションの企画や運営をしているそうです。
次男は、名古屋の有名ラジオ局の元アナウンサーで、今は営業を担当しているそうです。
二人とも、自分の考えをしっかり持ち、仕事をしている姿は、とても良い感じでした。

月日は、誰にも例外なく過ぎ、流れていくものです。
仕方がないことですが、それ以上に充実し、自分に正直に生きていくことの大切さを、改めて感じた夜でした。

世の名声も、権威も、権力も一時的なものでしかありません。
こころの糸を織り込んだ、人と人の繋がりは、本当に暖かく、強いものだと言うことを改めて確信しました。

私に、かけがえのない「宝」を与えてくれた先生に感謝を込めて!!!
23:50:36 | umk48 | | TrackBacks
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